Osakanne​

私は大阪出身ですが、大阪を長く離れており、

帰ってきた際、感じた事がありました。

それは

大阪にはワインを含めた、「フランス料理の文化が根付いていない」

ということです。

敷居が高い、気取っている、テーブルマナーに自信がない、

『食いだおれ』『天下の台所』

というわりに、大阪人は食に対して保守的です。

また、他府県ではあまりないことですが『大阪の人は〜』

というイメージがあり残念ながら負の部分で取り上げられることが多く、

愛想がいい、明るい、社交的、優しい、人間味がある。

そういった部分はあまり注目されません。

フランスにいた時は、

道を譲れば『メルシー!ムッシュー』

毎日顔を合わせる店員さんは

『ボンジュール!サヴァ?』

公園で休憩していたら話しかけてくれます。

そういったフレンドリーなところは

大阪人と、とても似ていると感じます。

品の良い、優雅な、大阪マダム・ムッシュが増えて

 

『白金ーゼ』『芦屋レーヌ』に負けじと

『大阪ンヌ』

なんていう言葉が定着する日が来ればいいと思います。

そうなるように、私は料理を通じて、何かできればと考えています。

 

いつもよりお洒落をして、ピリッとした緊張感を味わったり

一皿一皿堪能して、ゆっくり時間の流れを愉しんだり

たまには気取ってみたり・・・

変化を恐れずちょっとした事で、今後の食の愉しみ方が変わると思うのです。

まず、その一歩として、

フランスの日常食である、シャルキュトリ(食肉製品)の中の

​パテを大阪の食卓に根付かせたいと考えています。

 

Copyright ©2019 qui feu qui. All rights reserved.